知っておきたい栄養学 カリウムって何?
カリウムって何?
元素記号「K」。カリウムは人体で8番目に多く含まれています(といっても、体重に換算して約0.2%程度だそうです)。人間にとって必須元素であり、神経伝達で重要な役割を果たします。
カリウムの役割
カリウムは人体に不可欠で、脳や神経などにおけるニューロンの情報伝達に重要な役割を果たしています。体内からカリウムが不足すると、生命活動に支障をきたすこともあるそうです。
病気などによって、嘔吐や下痢、多尿症のために水分を多く失った場合、同時にカリウムが流れ出てしまい不足してしまうケースがあります。これが進行すると低カリウム血症を引き起こしてしまう場合があり、次のような症状が現れます。
1.筋力が低下する
2.腸閉塞の発症
3.心電図の異常
4.反射機能の低下
また、さらに症状が悪化すると呼吸困難や反射神経の低下を引き起こしてしまうケースがあります。そのため、例えば夏場に多量の汗をかいた場合や、トイレに行く回数が多くなった場合等は、意識して摂取することが望ましいですね。ちなみに予断ですが、インスタントコーヒーには、このカリウムは多く含まれているそうです。
カリウムを多く含む食品
ほうれん草、納豆、大豆、里芋、にら等が多く含んでいます。
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