栄養素から見る睡眠の質、良い眠りの為にとるべきはこの4つ!
食事面から睡眠をサポートしましょう
以前の記事で「メラトニン」が良いことに触れました。これをはじめとした、睡眠の助けになる栄養素がいくつか存在します。不眠である方は、睡眠を促すホルモンであるメラトニンの分泌が不測している可能性があります。それらを効率的に食事に取り入れて、更に快適な睡眠を目指しましょう!
トリプトファン
セロトニンやメラトニンの材料
必須アミノ酸といい、体内で合成できないため食べ物から摂取しなければならないアミノ酸のひとつ。セロトニンの材料となり、セロトニンが増えると睡眠を促すメラトニンの分泌が増えます。動物性食品に幅広く含まれているのが特徴です。
多く含む食材:かつお、さば、豚肉、鶏肉、牛乳、大豆製品、ヨーグルト、バナナなど。
カルシウム
神経の働きを整える。イライラを防ぐ。
カルシウムといえば骨を丈夫にすることで有名です。あと、ストレスを感じたときにイライラすると、カルシウムが足りてないともよく言われますよね。ミネラルバランスにも直結しているので、後述のマグネシウムと共に適量を採ることが望ましいです。
多く含む食材:牛乳、ヨーグルト、チーズ、大豆製品、煮干など。
マグネシウム
神経の働きを整える。カルシウムの吸収を助ける。
精神を穏やかにさせたり、骨の形成を助けたりする働きがあります。不足すると、カルシウム同様にイライラしたり、カラダが疲れやすくなったりします。
多く含む食品:いわしの丸干し、大豆製品、ひじき、昆布、玄米、ココアなど。
ビタミンB群
精神の安定。疲労回復。
神経の緊張を和らげたり、筋肉の疲労回復などの働きをします。イライラ、冷え、肩こり等で眠りにつけないという方は積極的に採るべき栄養素です。
多く含む食品:豚肉、レバー、かつお、牛乳、卵など。
最後に
いかがでしたでしょうか。特に女性の方は「ダイエットしてるから、お肉はちょっと…。」という方もいらっしゃるかもしれませんが、快適な睡眠は肌の調子を整えて美しく保ってくれる、健康の近道です。また、各成分に大豆製品が共通して多く含まれている為、イソフラボンの擬似女性ホルモン効果、サポニンの脂肪燃焼効果も同時に頂いて、健やかなカラダ作りに役立てませんか?
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